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小さい頃から よくものを失くす。
iPhone や 財布 など、毎日、どこ?どこ?となっている私です。ペンも10本まとめて買って、散らばったり集合したりしています。
それで、ほんとうに大切なものをなくしたとき、家族が困っているとき、軽い気持ちで カードに尋ねてみるのですが
まあ、よく その場所を言い表していることよ。
免許証更新前日、免許証がはいった財布を失くしたとき 藁にもすがる思いでカードをきります。《輪》を象徴するカードがでて、すぐさま 車だ!とわかりました。
ですが、何度 車内を探しても見当たらない。家で落ち込んでいると 玄関で夫が私を呼びます。
ありました。車の座席の真下に..
「きゃーーーーー!!!」
諦めていたものが見つかったときの嬉しさたるや!!!
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ちょっと驚いてしまったのが今週。
夜のピクニック的イベントへ 出発前。免許証が入った財布が見当たらない (定例)
家族総出で探すも、ない!ピクニックが始まっちゃう!
6さいの子どもも「あそこで みたきがする!」と、自分が探し当てる気まんまん。
ピクニックに行くエネルギーが枯渇し始めたわたしは自室で、カードに尋ねます。
財布はどこにありますか。

中央に このカードがでましてね。
主たる意味合いは「混乱」ですが、こういう失せもののときは、心情面より 物質として示していることが経験上 多いです。
であれば、金属?
たくさん金属がある場所… ああ、わからない。台所の包丁の場所にあるわけないし。大工道具にも置くはずない。
土台のカードに 吊 がでているから、どこかに封じ込められてるのか。
左右に 《皇帝》《女帝》《子ども》のカードが配置され、私たち3人が探し回っていることがあらわれている気がします。
… わたしの「混乱」の気持ちが伝わって、このカードが出たんだな。
諦めました。
わかんねぇよ…
すると玄関から夫がわたしを呼びます。
「あったよ!」
え、どこに!?
車に積んだ 大きなトートバッグの中には 折り畳みの椅子が入っています。ピクニックで座るために。そのバックの中に一緒に入っていました。

これ、椅子の骨組み。
ああ! カードのイメージそのものだ。
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以前にも、祖母宅の集まりで 妹と私に依頼されて「コーヒー買ってくる!」と セブンイレブンに行く気まんまんの父が 車の鍵をなくしたとき。

このカードが出て 意味不明だったんですよ。
中央にこの メイガス(魔術師) って…
カップだから水回りという気づきはあった。
でも、台所、洗面所、トイレ は なさそうなのです。
タロット切ってみる!と言った手前、なにもスゲェところを見せることができなかった恥とともに
カードの面からは見つかる気がして、
とりあえず、見つかるよ。 とだけ伝えます。
しばらくし
「あった!」と父。
洗面所の鏡の上にありました。
祖母の洗面所の鏡は ランプの上が棚のようになっていて あまり使わない カーリードライヤーが置かれているのでした。
「水に濡れないように上に置いたんだった」
と父。
なるほど、件の魔術師は、手を上に伸ばしているではないか。
見つかったあとに答え合わせをすると「なるほど」
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意味を深く考えるのではなくて
もっと、絵的に、柔軟に見よ。
そのようなフィードバックがありました。
子どもの最愛のぬいぐるみを見つけたときも、味をしめた子は「タロットやって」と言いますが、断ります。
探しものに関して わたしも 本当に切羽詰まり 探しても探してもみつからない時、友人に「そうえばさぁ、」と軽くふっかける気持ちでカードに 訊いてみます。
探す。よくよく 考える。思い出す。という泥プロセスのついでに かる〜く きくのです。
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