ソファに横たわる祖母に愉気をした。
沈静している祖母に触れると私がいかに力が入っているかわかる。
頭に手をかざすと、涙がでてきた。
きっとこれは 私が泣いているのではない。
「ばあば デブ。もちもち。三段腹。」
口の悪いガキが。
小学生の私は 母には気軽に触れないような気がしたが、祖母には思うままに触った。太っているように見えたし、その なめらかな二の腕を触ると心が充実した。
人は ひとつの命で何度か生まれ変わるらしい。

うわーん。
パソコンが壊れて、
iPhoneのアプリからでは思うように改行できない不自由さよ。