こちらにきてから、一番猛烈に吹雪いている土曜日です。
モンベルに買い足す物があったので車を走らせましたが途中で怖くなり「やっぱやめよう」と Uターンして家に篭ることにしました。
朝からストーブの上で微笑んでいた善哉(ぜんざい)は、火を入れたり降ろしたりして、いまごろようやく煮崩れたので 餅をいれて 家族に振舞いました。わたしは小豆が苦手なのでこういうものをつくっても味見だけです。
小豆を繊細な火力で炊くことを「小豆が微笑むくらいの火加減で」と料理家・土井善晴先生のおはぎのレシピでみて、この絶妙な表現が先生らしくて気に入っています。
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もう、とうとう積雪は50cm以上もあり
(それでも今年は地元の方曰く、少ないらしい)
雪原では、こうなります。
ズボ
靴に装着して、体重分散することによって、こういったふわふわの雪原を歩くことができる、《かんじき・スノーシュー》という道具が必要。というか、どんど焼きのお誘いの紙に、もちものが「かんじき各自で用意」でした。日常生活で使うんや..と思いました。
即席でもいいから自分でつくりたいな… そう思い、森に入って使えそうな落木を探しにいきます。といっても、雪に埋もれてなかなか落木はみつかりません。
( 生きた木を折っていると思われないかな。)
ハラハラしながら、車に積み込みます。
拾ってきた木は、家で手にしてみると 個性と状態によって 使えるものと使えないものに分かれました。大人用をつくるには、来たる どんど焼き までに時間と材料が足りないことを察しました。
どんど焼きは絶対参加したいので、立山の和かんじきを注文。
こども用のかんじきを制作します。
これは かんじき(和かんじき)なのか?スノーシュー(西洋かんじき)なのか?
この木はなんという樹木だろう?そう考えながら麻紐で組んでいきます。
これで浮けばいいけど。
外に出られないので、明日、実験です。