辛
shin/kanoto
基本性格
自然界にたとえると鉱物・小石
特別意識・美意識 をもっていて
傷つきやすく デリケート
磨き 光を得れば 輝く美なる石
人に引き立てられ 人を引き立ていく
意味をもたされ 拝められ
そうでなくとも石ころでも

無私の献身
水溶液の物質が重みをもって下に沈澱していくように、勢いが穏やかで、なめらかです。
お仕事やご家庭、あなたが所属するもろもろの外向きの活動にあたっては 肉体エネルギーをさほど使わない ゆえに周囲から見れば小さな波の動きとみえます。
肉体よりも精神のエネルギーが勝り、例えば、ただ肉体が椅子に座っているときでさえも 見えない領域がよく働き、冴えています。それは自ら転がせる思考でもありますし、意図せず通過するもの(直感・啓示)でもあります。現代社会の通例とは異なるレイヤー、しかし、元々ここに共存している無形のレイヤーに重心が傾いています。
ことし1年、辛さんは心の変化を迎えます。
辛(かのと)という質は自然界では鉱物や宝石にたとえられ、火や水の流動的なありようとくらべ 輪郭は一定で (脆いのですが)硬いです。そのカチッとした規則的な輪郭が溶けてしまったかのように心が揺れ動きます。
たとえば結婚。一度でも足を踏み入れた方はご経験があるかもしれませんが、いざ結婚をするとなると 気持ちに漠然とした不安が漂う、マリッジブルーとよばれるそれは、自分が自分でいられなくなるような感覚。あるいは思春期にさしかかり見慣れた肌に毛を発見した時の気持ち。そんな風に、理由のつかない動揺や不安、果てや「いつもじゃない」というイレギュラーな動作が起こりうる年です。
この揺らぎをもし感じることがあれば「ずっと続くことはない」ということを知ってください。そういえば あの占いがこう言っていたなって。今や 配偶者の靴下を呼吸のごとく回収し洗濯機に放ってるかもしれないし、毛はネイティブのようにいつもここにあります。
さて、今年の辛さんは【清く正しく美しく】生きていこうとする姿勢があります。
もとより、辛は〈宝石〉だけあって理論上も 生身の人々をみていても、十干のなかでひときわ美意識の高い干であります。ごちゃごちゃしていない、糊が利いて折り畳まれた真っ白いシーツのような 低エントロピーの美しさ。美人・美容、といって目にみえる美もそうですし、個人の生活ぶりや思想の中に秩序という美を発見できることも。輪郭が溶ける 上でそう表現しましたが その不安定さを「美」に支えられ、ご自身になんとか形状を付していく、律していくようです。
多少 現実を欠いても、美 がそこにあるなら、そちらを優先させるのだと思います。
たとえば、多くの人が今よりも収入アップを見込んで転職をしますが、収入が下がったり 昔ながらの見習いのように無報酬だとしても その仕事(活動)に就く自分の生きざまに美や正しさを強く感じるのであれば、そちらを選ぶという心意気です。あるいは、美をかけた微細な加減にこだわって、多くのリソースを注ぐような。
今年のそれは、献身的ないし犠牲的な香りがします。ご自身の損得は二の次で、何かのために 誰かのために いくらでも身を削ぐことができるのです。形だけを見れば、あなたの人生において通例の選択ではないのかもしれません。あなたにとっても あなたを知る周りにとっても「どうしちゃったの?」というイレギュラーな形式なのかもしれません。けれどあなたの気持ちが指し示しているのでしょう。「なぜならそこに美しさや正しさを感じたから」なのです。
緩急をつくることで見えるものがあります。
できる限り努めを果たして、そのあとに沈黙を据えるのです。冒頭の水溶液を執拗に振りつづけるのではなく 静かにさせておく、沈殿させる、ということです。
一度、テーマから離れて休息をする。眠る。他の仕事にとりかかってみる。思いっきり遊ぶ。
そのように一度振った液を鎮静させたとき、クリアに「わかる」ことがあります。この「わかる」には理論的な文脈はない、突飛な一点なのだと思います。社会的に必要であれば線のようなものは後から付加すればよろしい。
芸術家や芸能関係の方。あるいは研究者や物書き、個人商店をされている方。求職者。
そのようになにか世間に自分を発見してもらうことで 社会的に有利に進む分野にいる方は今年、日の目をみるかもしれません。
埋もれていた原石が洗われ、強烈な太陽の光をうけるタイミング。そこで誰かに発見してもらえる、こんな美しいものがあったなんて!とピックアップしてもらえる確率が非常に高まります。
特に「伝えること・表現すること」は常に、土に埋もれた宝石を洗い流すことだと心得てください。発信する。広告する。表現する。出版する。何かを生み出す。とにかく何らかを表にあらわにすることで水を得るのです。太陽はもうここにあるので洗うだけ。
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• 精神と現実
精神 ★★★★★
現実 ★★★
•家庭
役目を果たす。よく休める。
•仕事
価値ある仕事ができる。脚光を浴びる。
誰かの右腕。損得勘定抜きの仕事。
•経済
目的のためなら出費を惜しまない。
•愛
想像と現実にギャップがある。
ロマンティックになっている。
結婚。配偶者。その相手と距離が縮まる。