
otsu/kinoto
基本性格
低く 柔らかく 群生する陰の木性
自然界では草花のこと
守る・外柔内剛・融和の心
表では人を迎合するが
地下には強固な根が張っている
和のなかで自我を実現する
はじまりの場所
多くの乙さんにとって2025年は「自分史元年」です。少なくとも、これから10年は続いていく人生観や方向性の原点となる年となりそうです。
ゲームで、主人公が広大なフィールドを探索し 住人と出会えば会話をし 謎解きや戦闘をしながらレベルを上げていくRPG(ロールプレイングゲーム)というジャンルがあります。初代ゲームをクリアした数年後、メーカーから『◯◯Ⅱ』など新しいシリーズが発売されることが多々ありますが、そのようなイメージで、これまでの物語があった上での「はじまりの場所」に立とうとするときなのです。
家族・組織・学校・土地・仕事や治療のスタイルといった目にみえるものから ある人物との関係・自分自身の思考パターンといった無形のものまで、お世話になった母体がよくよく考えてみれば今の自分にとって窮屈になっていることに気づき、脱皮をしたいという気持ちが高まります。人によってはすでに脱皮が終わっていて今年から自分ひとりで立ち上がる状況だとか、だいぶ前から窮屈だと気づいていたのだけど、今年になってその感覚がよりはっきりする場合もあります。
それらが「未熟な自分の象徴」や「足枷」に思えてならないのです。
自給自足の方法を模索する
とはいえ、今年の乙さんの主題は昨年に引き続き〈守り〉の気風の中にあります。昨年の守りは「仲間と守っていく」とか「頭数の力を借りて実現していく」という集団を活用しての守りでした。
ことしは「自分のことは自分で守る」という自給自足の守りに変化します。頼れるのは自分だけ。
いえ、なにも怖いことはありません。必ずしも物理的にそういう境遇に突き飛ばされるのではなくて、自ずから 独立の心 を帯びてくるのです。
「脱したい心」と「甘えたい心」の間にあって揺らぎ、そう安易に方針変更とはいかないようです。結局のところ、A案とB案を天秤にかけて「自分がより守られる」側を選ぶのだと思います。たとえ、それが大きな革命であってもです。AとBの折衷案を探る人もいます。
迷い、葛藤.. そういった面でことしは乙にとって試練の年になるかもしれませんが、その試練、あるいは迷いを あなた自身は楽しむことができます。自分というものがクリアに分かっていて夢が膨らむ新年なのですから、模索ですら楽しいのです。困難ではありますが悲壮感はなく、爽やかな様子が目に浮かびます。
秘密の花園
乙とは自然界にあっては草花のことで、野山の草は放っておくと互いに絡み合い 複雑でどうしようもない状況になります。そのように内面では思考と思考が絡み合って にっちもさっちもいかない心理状況だというのに 今年のあなたは周囲には一層明るくフレンドリーに振る舞うので外側の人間関係は華やかで楽しいものになります。異性からアプローチがあるかもしれませんがこの時期は冒険しないでしょう。
他者に何かを相談したり、分業することも少なくなるでしょう。今年は自分の内面.. 想いや方針を安易に明け透けにしないようですし、多くの乙にとって、その方がよさそうなのです。自分の考えを外に漏らすということは乙にとって「太陽」で、太陽の気を借りすぎると 旺盛になっている草(あなた)がさらにボーボーになって こんがらがる恐れがあるからです。悩みを人に吐き出したら すっきりするどころか悩みが増幅して もうどうしようもなくなるといったイメージ。
答えも自給自足するのです。ひっきょう、答えなど見当たらなくてもいいのかもしれません。紛糾したらいっそ、ゼロに刈り込んでしまうだとか (はじめからやり直す)、肉体をつかって潔く行動に移した方が「ああ、こうなっていたか」と新しいルートを確保できます。もし打ち明けるのだとすれば、自分とは異なる世界の人々をおすすめします。異性、外国人、離れた世代、尊師、他業種 といった人々です。
解を自給自足できたのならば、あなたのことですからミリミリと逞しく進んでいくことになるでしょう。