体の痛みと心の癖。



去年の秋頃から左の膝がかすかに痛むのです。

中学のときはテニス部でした。
それ以外はスポーツらしいことはやっていませんが、運動神経はいい方ですし体力もあります。

体に自信があり、いままで節々が痛むなんてことはなかった。
あっても寝てれば治った。


だから「かすか」でも気になってしまう日々でした。

そんなに痛くもないのに整体の方に「なんとなく膝が痛い気がして..」
と言葉にしてしまう。


そういうことで痛みを具体化してしまったんだと思います。



痛みや不調って、
それに気づいて見つめると
音が増幅するんですよね。


養老先生の唯脳論に書いてあったような、不確かな記憶の覚書ですが

・脳には「膝はここ、薬指はここ」のように 体の部位がマッピングされている
・痛みは その部位ではなく脳内の地図で起こっている(のでは?)

ようなことが書かれていて「そうだ」と腑に落ちた印象があります。

それを読んでから痛みは
自分でいかようにも作れるのだ、消えるのだ、と信じています。



ここ最近、いやでも膝を心の中で観察しまくっているから
病感がおおげさになり
ついに、腰から太ももに痺れが。



今日は 都内で算命学の個人講座があり
立って講話をしていたのですが
途中で下半身が痺れて冷たい感覚に!


っえ!


心臓バクバク。
気が動転してひとまず座りました。





そのあと、バクバクの馬力で
整形外科に行きました。





先生、触診からレントゲン、ヒアリングと 非常に丁寧に診てくれて..


右膝がいつも食べてる半熟卵だとしたら、左膝は固茹で卵です


と私が表現すると 「なるほどね。」とクスッと受け入れてくれる。



レントゲンをみると

「お〜!いい膝ですよ。器質的には全く問題ない。」と



ほ。



わたしと先生の前にある膝は、
図太く威風堂々と曲がっていました。



ただ、けっこうな反り腰で、それもあって腰痛と
「微・坐骨神経痛が起きている時もある」そうな。


ただ、病気ではない。薬も必要ない。自然経過をみる。

とのことで、大安心。



ちょうど、膝の痛みポツポツとではじめたのが
「息子の抱っこ卒業」の頃。

妊娠から出産、赤ちゃんのお世話
幼児をおんぶして登山
など
数年分の無理が でてきたのでしょう。


いや〜、いままでよく無痛でいてくれた。
息子を抱えさせてくれた。



胎児の家であり 息子の足でもあった、その骨盤のレントゲン写真を目の当たりにし、母としての機能を果たした肉体に感謝。



とってもハピネスな気分になり
セブンイレブンでクレープと珈琲を買いました。(笑)

体のために、ちょっといい敷布団も楽天のカートに放りました。




なんかこういうのも、野口整体の体癖、6種あるあるなんだろうと思います。

『体癖』の6種を読むと「あ…わかる..」となるのです。

(後日談、プロにみていただいたところ、わたしには6種はありませんでした。恥)

自分で無意識に病気になったつもりでいる。そして誰かの気を引くこともある。
(天胡星的ですね。)

体に気になるところがあって重病だと思い込む。
「ああ、もうだめだ」となっているところに専門家(野口先生) の助言によって 「あ、大丈夫じゃん」と確信すると一気にハピネスになる。(そして症状が快方する)



その痛む部位に病があるのではなく
(器質の痛みというのは健全な反応であり)

むしろ、病とか不安とかを、
つねにどこかにこしらえていないと
安心できないその心。

が 病んでいるのでしょう。



これはもう幼少期からの癖で、

この癖(ヒポコンドリー性基調) を20代に自覚し、
森田療法に出会いました。



24歳当時のわたしの人生を大きく変えた1冊。


体という「わからなさ」に対して 不安でぐらぐらな今、読み返す必要を感じて、読んでいるところです。





森田療法は禅と筆法が同じです。

それで禅的なものに、
方向性が没入していった次第です。





………………….

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