甲
kou / kinoe
基本性格
堅く 大きく 上に伸びる陽の木性
松・杉・竹 といった樹木のこと
守る・貫く・維持する心
正直で堅実 そして温もりのある人柄
何かに従っているときは真心そのもの
そうでなければ 強い抵抗感をおぼえる
おそくもなく はやくもない
それでいて周囲との調和を保つ

脱落して楽
苦しみの果てに「ああ、もうどうでもいいや」と重荷がピークを迎えると、放心して、何かをコントロールするとか 他者の目を気にするとか、そのような作為の鎧が解け、却って 自然な振る舞いができる というようなことがあります。
エネルギーに余地があるときは、その余地のなかで欲が「こっちに行けばより得かな?」だとか「こう振る舞うと格好がつく」など あらゆる運命の選択肢の中から 期待し 戦略を立て 自分に最も適った道を選び取っていく、それは一見 自由 に思えますが、一喜一憂の疲労がつきまといます。
ことしの甲(きのえ)さんの 現実エネルギー は 端的に言えば ごく低いものです。スゥっと息を引き取った生き物のような 雪がすべての音を隠してしまったような。
そのようにエネルギーが隠されてしまっているので「欲めいている余地がない」という状態が生まれてきます。
いいや、あるか ないか という二つの色すら 無い、という状態。右か左かご自身の意志で選び取るのではなくて、ふ~と身を委ねた水の流れそのものが運命の行き先というような「自然に身を任せる境地」にたどりつきます。
当然、運命に全託して流れていけば世間一般が厭うような経験をすることもありましょうが、もうそれがベストである、自分が 好きか嫌いか・得か損か・ああ、こっちを選んでおけば、という世俗の余地 = 相対の道 が溶けて 絶対の一本道に流れてゆくのです。取捨選択の自由とは別物の、不自由ゆえの「絶対自由」という大安心の、のびのびとした境地です。
するとどうでしょう、楽なのです。ことしの甲さんのテーマは〈リラックス〉と言っていいほど ふわりと楽に、おおらかな状態が現れてきます。
生きることに力みがない。明日のことも、1ヶ月先のこともわからない、でも私は今日も 命が運行するままただただ生きる。欲という鎧を脱いで 水にぷかりと浮かんでいるのです。
とくに 2023〜2025年で 受け入れざるを得なかった、重かった、痛かった、そのような何らかの苦しみを背負っていたのなら、それを前にして力みがふわりと消えます。これまでも 創意工夫をしたり なんとか咀嚼して努めて受け入れようとしていたのでしょうが、去年はまだどこかに「それでも、こうなったらいいな」と夢想する欲がありました。その何らかのものは依然として ある のかもしれませんが、あなた側が「全てを受け入れる」という心に完全に移行します。
甲さんのなかでも持ち前のエネルギーが大きい人や ねばならない思考が強い人もいらっしゃいます。相変わらず ご自身や現状に無理を強いるかもしれませんが、結局、それが おじゃん になったり 環境に従わざるを得ない という状況に陥るでしょう。
我が通用しなかった、そんな挫折経験によって あなたが心身を守るために「必要だ」と纏っていた鎧が脱落し、柔らかな生身の ご自身にとって 無理のないペースというものを再発見し 楽に呼吸ができます。
家庭や仕事では、肩の荷がおおむね下りたり 他力を大いにつかうことができたり、プロジェクトが軌道にのって 選択という責任の重しから解放される時です。人によっては 休職をしたり せざるを得なくなったり、養生することを優先する人もいらっしゃいます。
そうやって心身にゆとりが生まれ、女性ですとすんなり妊娠するということもあります。妊娠しても体の声を聞いて、のんびり無理をしないということが今年は特に大切。
あり得ることに、人智を超えた啓示といいますか 発想や技を受け取り「ほんとうに自分がやったのかいな?」と思われるような神がかった仕事ぶりを発揮する人もいるでしょう。いずれの甲さんも、自然の流れと共にある、そんなムードになるので 心身の声を無視してあくせく働くということにはならないようです。
「ああ、ゆっくりするってこんな感じだったよな」と生命としての適切なリズムを再発見することができる大切な年です。
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• 精神と現実
精神 ★★★★★★★
現実 ★
•家庭
食生活が充実する。作る楽しみ、食べる楽しみ。
•仕事
無理しない。
•経済
各人の経済状況なりに楽しみをみつけることができる。
•愛
受け入れる。こだわらない。
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