整体と算命学 vol.1 (霊魂と肉体)



大学の頃 twitter のアカウントは捨ててしまったのだけど、コロ騒動が始まってから、情報収集のつもりでアカウントを作ってみた。


農の人、学の人、整体の人、
医の人、商の人、楽の人

一見、別々の畑の人々が漏らしていく言葉に
ワクチン打つ打たないとか、そういう目下の事柄以前の


身体のこと 心のこと 生命のことを

海辺でシーグラスを「あ!」「あ!」と集めていくように、拾い学ばせていただいた。


♡を押すだけでは 気持ちよくなって それきりな気がして、共鳴した言葉をコレクターのようにノートに書き溜めていく。(これは司禄星のサガ)

それらは私生活に行き渡り、占いにもまた、行き渡っているのだろうと思う。


その中で「野口整体」とに出会ったことは大きい。

野口整体は、昭和20年代に提唱された整体の一門で

創始者は 野口晴哉 氏 (1911-1976)

晴哉(はるちか) 先生はその界隈にとっては、算命学者にとっての高尾義政先生のような存在感だ。

野口整体は、算命学と同様、技以前に「思想」「考え方」というものが色濃くある。
晴哉先生の著書(思想)や、その流れをくむ方々の言葉を読むだけで、身体に何もしてないというのに「整体される」気がする。




さて、唐突だけども

算命学は 陰陽説以外のありようがない。

人間を…..(陰) 肉体 (陽) 霊魂
守備本能を….. (陰)石門星 (陽)貫索星

のように、哲理から占技まで 一極二元である。



自分が 整体を実際にうける中で
確信していることが


整体師は「肉体」を主、「霊魂」を従、として 平衡をとる。

算命学者 は「霊魂」を主、「肉体」を従、として 中庸をとる


ということだ。


整体師の方は 問診して 身体を触って 反応を観て 氣を感じて
その人物の精神を察知する。

もちろん、生年月日はいらない。


整体師のみならず、肉体的違和感を主訴として相手にする医師(東洋医学・ホリスティック医療・ホメオパス)も前者か後者と思う。


肉体も無視しないし、精神も無視しないということ。この二つがあることが前提なのだ。

精神をみて肉体を感じ、肉体をみて精神を感じる。


西洋医のほとんどは肉体のみだろう。霊魂(精神)は配慮しない。常套句のように「ストレスですね」で終わる。


だから、東洋の占者は「体」も考慮するのであろう。
ここでいう「体」とは今目の前にある肉体もそうだし行動や身なり、言葉の操り方、文章の勢いなんかもそうだ。
禄存星を中心にもつ方で何か鬱憤があるのなら、
肉体として禄存の氣を発散できているかをみたい。
禄存は中央・土の陽であり、父であり、もっとも

「気を大きく集めたい」

なら実際に「リーダーとか中心的立場におりますか?」「与えられるのではなく、先に与えていますか?」と尋ねたい。



算命学の体とは、だいたい陰占が司り
実際の行動であり アウトプットである。



vol. 2 へつづく



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