4年前から使っているMacbook のキーボードが調子が悪くて修理に出しました。z, r, ent が利きづらいんですね。Z を叩くと「っっz」となったり「時間」と打てば「いかん」となる始末。2016年のMacbook には こういう不具合がある、らしいです。仕方なくちまちまと iPhone で記事を書いています。
さ、
ここから本題に入りますが、下記は わたしが算命学を通して学んだ範囲の知を利用した仮説です。 「鑑定士の卵がなんか言っとる」と 楽しんでいただけたら幸いです。
先週は「地法」という占技を学びました。その中で干支の意味合い* を自分で組み立てる実習があります。いままでは「戊辰」という干支を知りたければ ネットで、他者が書き上げた意味を あるいは諸先生 が書かれた教科書を参考にしていたんですね。
[* 算命学は生まれた日(暦)を読み解く命術で、60種類の干支を使います。それらの干支はそれぞれ意味合いをもち、性格判断にも用いられます。]
地法の授業レジュメを復習しているときに自然と頭に浮かんだのは、わたしが中学生時代に肌で感じていた法則。
1年生が「派手」ならその一つ上の学年は「地味」、3年生は「派手」。
黒→白→黒、とオセロのように交互にならんでいるような印象。
「派手」という表現は安直ですが、なんと言いますか レジェンドな先輩が多かったり 先生もお手上げな学年だったり。「地味」というのは、目立たないけど 穏やかで扱いやすい学年* ですね。
[*学年とは、中学生1年生、2年生…と 同じ時代に同じ学を修める団体をここでは示します。]
このオセロ、算命学の基盤にもなっている東洋思想の陰陽論だな、と察しました。
陰極まれば陽に転ず、陽極まれば陰に転ず。
今年の小学5年生の学年をみてみましょう。
算命学でつかう干支暦の年初は立春です。なので2月立春以降に産まれた生徒さんから 次の干支に切り替わります。
2009年4月- 2010年2月生まれは 年支 己丑 (全体の約84%)
2010年2月- 4月生まれは 年支 庚寅 (全体の約16%)
よって、この学年のカラー(特色)は 主に己丑 を帯びていそうだ、と推測します。己は陰の土性。
先ほどの表現を用いると「地味」の方ですね。穏やか。
次に巡ってくる庚寅の 庚は陽の金性。年が変わるとオセロがひっくり返り 陰→陽→陰→陽 となるのです。
以上を踏まえて、己丑84% 庚寅16% を読み解いた特色と、「地法」を活用して、生徒さんたちを生き生きさせる具体的なアドバイスを 妹に送ります。
そう、わたしの妹は 小学校5年生の主担任をしています。
両親も親戚も、小学校や高等学校の先生をしている(た) 教員一族…なのです。
「え、なんか結構あたってる。まじでびびった。」と キャピった反応を頂戴しました。
また「今の5年は、本当に穏やかだよ〜素直〜」と。
「下の小学4年生は、激しくない?」と探りをいれます。
「学校では1番大変な学年と言われている」とのこと。
そう、小学5年生が己丑なら その次の代は庚寅となります。
庚 は、自然界に例えるなら 鉄鋼や岩石。熱で加工すると刀です。攻撃本能の世界。 しかも陽。
なので直接的な攻撃性をもちます。
わたし自身の学年も 庚午 でした。
母からは「あんたっちの学年は…もう…」と 未だに先生ネットワークで噂されるような 扱いにくい学年だったようです。笑
( 家庭内の話題も、よく「学年」の話になったものです。 教職員の中でもやはり「あの学年は…大変だったねえ笑」「あの学年は団結力があったよね」など、独自の話題性の 一つでもあります。)
ただし。
ここで妹に伝えた特色は 「学年という団体をザックリ捉えたもの」。
視点を生徒レベルまで落とすと、その持ち味や気質は各人、異なります。穏やかな子もいます。
ひとりの人間に対し 日・月・年、と3種の干支が付されており、その年だけを考察したわけですから。
世界という層を眺めたときに、日本人はこんな気質だよね インド人はこうだよね、と よく表現しますね。しかし個人レベルの層では、日本人もインド人も、その人それぞれの気質をもつ。それと同じ。
だから学年の特性を踏まえた上で、
生徒さん一人一人を洞察すること。
それを妹に伝えました。