身の上話でございます。
先々週、旅行先の宿で 過呼吸をおこしたレポ を書きました。
《 概 略 》
昨年、心臓が喉から出る感じの いままで味わったことのない変な動悸
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クリニックAで心電図と胸部レントゲンをうける。
「期外収縮」といって誰にでもあること。
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先月、喫茶店で変な動悸。布団の中で怯える。
(このとき寝不足でコーヒーを飲んでいた)
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ひょっとして、心臓疾患なのでは…?あれ?胸が常に息苦しいかも。
念のためカフェインを断つ
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不安をかかえたまま 旅行先で コーヒーゼリーパフェ を食べる
(ひとくちならいいよね!)
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食べてもうた!カフェイン!
食べてもうた!食べてもうた!…………uwwwwwwww
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宿に到着2分前に心臓がバクバクし呼吸が変に。
手足が冷たくなり痙攣。ロビーで倒れる。救急車。
(あ、やっぱ心臓がおかしかったんだ。もう詰んだな。)
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救急隊「いままでに過呼吸になったことありますか?」
(あ、これが過呼吸なんだ)
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帰りの飛行機の中でも uwwwwwww ってなりかける。
(アプリの桃太郎電鉄で気を紛らわして発作回避。ちなみにわたしの名前は 過呼吸社長。夫は 出前館社長。)
…………………….
心臓疾患への疑い が不安で パニック発作がおきる、という このバクバクは 卵かい?鶏かい?のような状態になっていて
とにかくこの胸の変な感じの由来だけでも「わかりたい」わかれば、もう発作がおきようとシンドかろうとどうでもいい。
と、別の循環器クリニックにいってきました。
来月から長野の山小屋に住み込むので 気持ちよく出発したかったのです。
・ふつうの心電図
・24時間心電図
・採血
・心臓エコー
と、もう死角なしの 心臓フルコースをやってきました。
「え?今月末に引っ越すの?….うわ〜・・・どうしようかな。もっと早くきてくれればよかったのに。」と心臓エコーの予約ファイルを繰る先生。
………………
けっこう驚いたことがあって、
エコーの予約をとった足で 例の整体 にいったのだけど、整体師さんはわたしの足を探っただけで
「自分で自分の心臓をしめています」
と言ったんよ。
胸が苦しいことも、過呼吸のことも何も伝えていないのに!よ?
なんでわかるんですか!? と興奮して 胸の違和感、青森のコーヒーゼリー事件、を話すと 大爆笑する整体師さん。
「だいじょうぶ!(爆笑) 死なない死なない。
死ぬ人ってのは、○○(聞き取れなかった) が落ちてくるんですよ。
あなたはまったく落ちてないから。
こちらからしたら、ほほえましいくらいですよ。
長野に行って これからだというのに..
自分で自分を絞めている状況です…
もったいない..ですね…」
と足を真剣に押し続ける整体師さんであった。
安心して涙がでてくる儂
………………
きのう、土曜日。休診日。
受付さんのいないクリニックに入る。
患者のいない病院。疲れ切った先生。
お忙しい中なのに、わたしのエコーと他の検査結果を説明してくださる先生。
最近は患者がおおくて休診日も働いているそうな。
「ん…? ここか…?」
え? (ドキッ …. バクバクバク)
エコーの時の「ん?ここか?」の破壊力たるや。
長かった15分くらいやっていたかも。
「エコーで見る限り大丈夫でしたよ。」
ほっ。
わたしの心臓動画は録画されていて「ここが右心房、ここが右心室」「ここの動きが悪いと動脈硬化を疑うんだけど」など、ひとつひとつ疑いを潰すように丁寧に解説してくれる先生。
採血も 中性脂肪が低、コレステロール高
というくらいで 問題なし。
「こちらが24時間心電図の結果ですね。」
ザバっと茶封筒
1.5cmくらいの分厚さに重なるA4コピー用紙には
わたしの鼓動のジグザグが記録されているのであった。
24時間心電図は腹から胸にかけてパットを9箇所くらいつけて、 お腹に6cm四方のデバイスもくくりつけて 「いま動悸きた!変な感じ!」というときにデバイスにある 〈EVENT〉 というボタンを押すのだ。 デバイスの画面には たまごっち仕立ての時計がピコピコ光っていて、ちょっと可愛い。
わたしは1度、〈EVENT〉を押した。
それ以外では ほぼ常に胸が詰まる感じとか、ドキドキしていた。
「ふつうの方でも、1日のうちに不整脈が数回はあるんです。
ですが ……… あなたはゼロです。」
ゼロ…… 。
「はい、ゼロです。ボタンを押してくれた 11:14 も正常でした。」
ゼロ…..。
「長野、いいな〜」
と言って診察室から見送ってくれた先生。
くまのっプー くまのっプー
まーるまーるとしたー
ちっさなくっま
〜♪ 〜♪
鼻歌がとまらず 駅前で小躍りするわたし。