算命学における「標準」ってなんだろう




きのう 算命学の授業で

宿命の位相法における思考の幅の大小を

  1. 合+散
  2. 合+合
  3. 所有なし
  4. 散+散
  5. 散+合



という条件順で 危険度 を考察している項目がありました。


合の約束事 ▷ 三合会局・半会・大半会・支合・方三位

散の約束事 ▷ 対冲・納音・天剋地冲・害・刑・破




合も散も 多く重なると エネルギーを消耗しやすいです
合が重なりすぎて 空中分解することも







この中で もっとも 中庸 で 標準 なのは「所有なし








算命学はもとより 古代中国、道教系の思想は

宇宙 は 中庸 を保とうとする

という真理が 対処法そのものになっています

漢方薬学や中医学も 病を患ったその病を治すというより
間接的な対処をし身体の質を中庸にもっていき
病を徐々に追い出す

例えば身体が湿 (東方・木・酸)に傾くことによって
何かの病が生じたのなら
と 燥 (西・金・辛) の方に引っ張り 中庸に寄せてやる

斧が樹木を倒すように 金 剋 木 という関係を利用します











さきほどの合と散 一覧の「所有なし」= 標準







この

所 有 な し に該当する人物は

全体でどのくらいいるのか











宿命天冲殺宿命位相法
所有していない人は


庚午 1990年 20人 / 365日 5.5 %
辛未 1991年 41人 / 365日 11.2 %




です。少ない。

何の約束事にも引っかかってない人の方が
かえって珍しいのです。
納音や天剋地冲と どっこいどっこいくらい.







先週から始めた この検証作業

私が生まれた庚午(1990-) から10年分の
宿命○○ の人数を カウントしています

当初は1年分で終えるつもりでしたが
こりゃ十干が一周しないと 見えてこない像がある
と 途中で察し 10年やることにしました

宿命全中殺 は 庚午 辛未 の2年間では
まだ出現していません
だから2年やっただけでは
母数がまだまだ足りないのです


アホらしく思われるでしょうが
1日1日を 手作業でチェックしています




位相法の「やく」を記憶する千本ノック








この結果を昨日の授業で公開したとき
同室していた社長さんに

「なんでこの作業をしようと思ったの?」と聞かれました


「算数が苦手だからです」と答えましたが..


  • 天冲殺の考察のための家系図をつくる別プロジェクトの参考資料のため
  • 自分の算数能力に自信がないし 他の人の計算も事実かどうか不確かなので
    実物とすり合わせて数値を知ろうと思った
  • 紙面の解 だけでなく現場を見てみないと気が済まない
  • 計算式だけでは読み取れない法則やリズムを知りたかったから
  • 「自分は特別」「あなたは特別」という幻想・優越・不安の払拭





これを始めたとき中高生時分を思い出しました



『場合の数』 『確率』の計算問題

赤玉5個と白玉7個が入った袋から同時に3個取り出すとき、
白玉3個となる確率を求めよ

とかそういう類のやつを


式を使って どうしても解けないとき
解答することに制限時間がないとき

全ての組み合わせを絵に描き出して検証していましたね..




数学が得意な教員の父は
その姿を黙ってみていました



どう思っていたんだろう








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